個人型(iDeCo)よくある質問
- 1. 掛け金の変更はできますか?
- iDeCoの掛金額変更は、毎年1回のみ行うことができます。(12月分の掛金から翌年11月分の掛金:実際の納付月は1月〜12月)1年に何度も変更することはできないので、注意が必要です。
- 2. 万が一、病気や失業などで収入が大きく減り、iDeCoの最低掛金額である月額5,000円の拠出も難しくなってしまった場合には、どうのようにすればよいのですか?
- 掛金の拠出を一時的に停止することもできます。その場合は、利用する金融機関から「加入者資格喪失届」を取り寄せ、必要事項を記入したうえで返送します。拠出を停止している間は「運用指図者」として掛金の拠出を行わず、それまでに拠出した分の資産だけを運用していくこととなります。
- 3. 転職の際iDeCo(イデコ)の手続きは?
- 転職先に「企業型DC」がある場合
転職先の会社に「企業型確定拠出年金(企業型DC)」があれば、iDeCoの資産を企業型DCに移すことができます。必要な手続きは、転職先の人事等のご担当の方にご確認いただくと良いかと思います。 併せてiDeCoへの加入の希望の場合、転職先担当者にお伝えください。
転職先に「企業型DC」がない場合
iDeCoで掛金を拠出して運用を継続することができます。勤務先の変更手続きが必要となります。
iDeCoに加入している金融機関に「加入者登録事業所変更届」と、新しい勤務先が記入した「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」を提出する必要があります。 - 4. 確定拠出年金は解約できるの? 災害時の対応は?
- 結論から述べると、確定拠出年金は中途脱退して「脱退一時金」をもらうことが可能です。
しかし、脱退一時金が支給されるためには、一定の要件を満たす必要があります。大規模災害時においても特例として認められているレベルです。
経営者からのよくある質問
- 1. 導入費用の内訳は?
- 導入に時に発生する費用として、規定、規約のチエックやシミュレーション、従業員様説明会などのコンサル費用です。 導入後は、運営管理機関のコスト、収納代行手数料、投資教育費用、になります。
- 2. メリットは?ほんとうにあるの?
- 目に見える効果と目に見えない効果があると考えます。目に見える効果としては、昇給とともに膨らむ労務費のうち、拠出した掛け金は社会保険料の算定基礎から外れることで社会保険料負担が軽減されます。
目に見えぬ効果としては確定拠出年金導入により投資教育を通じ、将来のライフプランだけでなく、ワークプランもたてていくことで、従業員様の成長に寄与できる面があると考えます。
また、会社から拠出(退職金)することで、従業員様の満足度も上がり定着率アップや、採用面での優位性も図れると思われます。 - 3. 興味ある従業員はいるかな・・・・?
- 最近はiDeCo個人型、つみたてNISAもはじまり、個人の投資意欲は上向き傾向です。低金利・社会保障制度への不安を払しょくしたいと個人が自助努力を初めております。
確実に意識は変化してきております。メリット、デメリットは従業員様説明会にてお伝えさせていただきます。 - 4. 退職や入社、手続きは大丈夫?
- 手続きは運営管理機関が窓口となりますが、可能な限りサポートはいたします。
退職者の方は、自身の資産を転職先に持ち運ぶことも可能ですし、転職先が企業型DCを導入していない場合個人型(iDeCo)で拠出していくことも可能です。 - 5. 運用がうまくいかなかったら責められないかな・・・
- 運用する、もしくはしない、また何の商品で運用するかは加入者様本人が決めます。ただし、職場は年に一度の投資教育を行わなければいけません。
投資教育という情報提供の場を怠った場合、従業員様に不利益を与えることにもなりかねますので、細心の注意が必要です。